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不況でもコンビニが増える理由

コンビニお仕事コラム|2017.06.03

 

以前まではコンビニ求人は店頭にチラシを出したり、地元紙に掲載されるのが一般的でした。
しかし最近ではコンビニが派遣会社に依頼して求人を出すことも増えています。
日本経済が不況と言われる中、求人をするのに派遣に頼る程コンビニが増えているのは一体どうしてでしょうか。
・不況だからこそ店舗を増やす
不況でもコンビニが増える理由として、不況だからこそ店舗を増やして1店舗当たりの収益ノルマを下げるという狙いがあります。
その地域に支店が1店舗しかなければ、その店舗の売上がその地域でのすべての収益となります。
1店舗だけだと月により売上の増減が大きくなってしまい、リスクが大きくなります。
そこで同一地域に店舗を増やすことで、1店舗当たりの収益見込みを減らし、リスク管理をしているという仕組みです。
店舗が増えればそれだけ求人も増えるので、それぞれが対応していたのでは手間がかかります。
そのため派遣会社に依頼し、まとめて多くの人材を採用するケースが増えています。

 

・もはや生活に欠かせない機能がある
不況でもコンビニが増える理由として、もはやコンビニは生活に必要なあらゆる機能が揃っているという点があります。
コンビニは商品を購入するだけではなく、以下の様な公共サービスが利用できます。
「ATM設置」「公共料金の支払い」「住民票などの受取」「宅配便の受付・受取」「チケットサービス」等。
これらのサービスをそれぞれの店舗に出向いて受けるのは大変です。
しかしコンビニならば一度で全ての手続きが行えるのです。
コンビニでの処理はシンプルであり、アルバイトや派遣の店員でも簡単に行えます。
何か手続きをしたついでにちょっと買い物をしていくお客も多く、集客にも繋がるのです。

 

・一人暮らしに幅広く対応
一人暮らしの人の場合、自炊をせずにお惣菜やお弁当を購入して済ませた方が手軽です。
そして最近では若い人だけではなく、一人暮らしの高齢者もコンビニを利用するようになっています。
自炊は安上がりとは言っても、一人分の材料を使うと残りが出ますし、いちいち揚げ物をするのも面倒です。
コンビニがあることでその地域の幅広い年齢層の一人暮らしの人の利用が増えるのです。
一人暮らしの人は夜間でもコンビニを利用する機会が多いので、夜間に身元のしっかりとした人材を確保する必要があります。
店舗で直接アルバイトを雇うとすぐに辞めてしまったりする可能性があるので、
求人をする際には派遣として身元がしっかりとしていて信頼できる人材を希望する店舗が多いのです。

 

 

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